11/15ハードフォーク予定のビットコインキャシュ上昇と1年前の振返り
2017年の秋から冬にかけて、世間から仮想通貨・ビットコインへの関心が急激に高まり、ビットコイン長者!億り人!などと連日テレビのニュース番組が話題に取り上げていました。
しかし、2018年の秋、今のところメディアでは無風状態です。
コインチェックのNEM流出事件やZaifのハッキング事件などが起きたため、仮想通貨に対する一般的なイメージは、❝ 怪しい危険なギャンブル ❞
職場や仲間内で仮想通貨を購入している人間は、おそらく私だけ。
ちょっと話に出してみたところで、「仮想通貨なんて買ってんの?大丈夫??」と心配される始末です。
ビットコインキャッシュ(BCH)の値上がり
ビットコインが2017年中旬と同様に低ボラティリティで推移する中、どの仮想通貨も概ね横ばいの動きで停滞しています。
そんな中、11月15日にハードフォークを予定しているビットコインキャッシュ(BCH)が、上昇基調にあります。
この上昇は、海外の大手仮想通貨取引所であるバイナンスやコインベース等がBCHの分岐をサポートするという発表が買いの好材料になったためです。
ビットコインキャッシュから新たに『ビットコインSV(=Satoshi’s Vison)』が分裂して誕生する噂が出ています。
ビットコインからビットコインキャッシュが分裂した時と同様に、11月15日時点で持っているビットコインキャッシュと同枚数分の新コインが付与されるかもしれないという期待感が投資家を動かしています。
(Bitbank より ビットコインキャッシュの過去3ヶ月チャート)
ビットコイン(BTC)の値動き
(Bitbank より ビットコインの過去3ヶ月チャート)
ビットコイン相場を大きく動かすであろうと期待されているのが、米証券取引委員会(SEC)による『ビットコインETF』の承認可否の判断結果です。
ただし、アメリカの多くの有識者が、年内に承認される見通しは低いと予想しているみたいです。
仮想通貨元年と称され盛り上がった昨年2017年とは打って変わり、2018年末の仮想通貨相場は残念ながらこのまま停滞継続が濃厚です。
1年前のビットコインに関するテレビ放送
◆ビットコインに関するテレビ放送◆
テレビ番組【なかい君の学スイッチ】のワンコーナーにて、ゴールドマンサックス証券に勤務していた経歴を持つ異色の外国人芸人:アイクぬわら氏が【謎のコイン:ビットコイン】を解説しています。
テレビ放送は、2017年10月31日のTBS系列の深夜番組。
今から1年前です。
番組内で、収録日の2017年10月10日時点では、1ビットコインの価格が約50万円と紹介されています。
特別解説員として、コインチェック社の大塚氏も登場。
仮想通貨の取引所管理は銀行預金のようなモノで、個人管理とは違い、パスワードの再発行も可能ですと説明しています。
・・・まさかコインチェック社がハッキングされてNEM流出事件が起きるなんて、あの時点では誰も予想していなかったはず。
日本国内でも価格がジワジワと上がっていたビットコインの噂が広まりだして、(まだビットコインを持っていないけど一体何なの?)ってことで、各局のテレビ番組で紹介され始めた時期ですね。
テレビの影響力は本当に絶大で、コインチェックが出川哲朗を起用したCMを出したこともあり、仮想通貨市場へ新規参入者を呼び込んで、2017年末のバブル相場は出来上がりました。
YouTube【なかい君の学スイッチ】より