仕事に行きたくない、やめたい、辛い。転職すれば解放される
朝になるのが嫌だから、まだ寝たくない。
明日からまた仕事。もう行きたくない。
日曜日の夕方、テレビでサザエさんのエンディングが流れると、
「月曜日が迫っている」と感じて、ものすごい憂うつ。
私の社会人1年目は、ずっーとこんな気持ちの繰り返しでした。
これから社会人になる人、学生さん、そして、
今まさにブラック企業で働ている人に私の経験から伝えたい。
つらい仕事を我慢して続けても、あなたの心がすり減るだけ。
「この仕事を続けても、この先に明るい未来はない。」
そう感じて悩んでいるなら、すぐに転職しましょう。
仕事は他にいくらでもありますから。
仕事内容、人間関係には、当たり外れがあります。
厄介なことに、実際にその現場で働いてみないと、ゆるいホワイト企業か、きついブラック企業か、分かりません。
募集要項や面接の話なんて、ウソばっかり。
なので、「この仕事は外れだったな!」と思うなら、我慢せず次に移りましょう。
ブラック企業での体験談【もう二度と行きたくない】
私が大学を卒業して入社した会社は、県内では割と有名な一部上場企業でした。
ガス・水・保険・インターネット回線の接続・ホームセキュリティー、いろんな商品を扱う、何でも屋のようなグループ会社。
会社が事業を拡大するごとに初期投資がかさむため、現場の営業職は売上を求められる地獄の悪循環。
新規採用は残らず辞めていき、中途採用ばかりの職場でした。
分かりやすい指標として、離職率の高い職場は、ブラック企業の傾向あり。
また、社員は、必然的に自社商品の購入と契約が義務付けられ、給料を会社に返金するシステムが構築されていました。
さらにひどいのは、出社したら、タイムカードを課長に渡す、理不尽な雇用。
この悪習により、定時をいくら過ぎても、残業代がつかないようになっていました。
無知な私は、深く意味も考えず、教えられた通りにタイムカードと貴重な時間を会社にささげてしまいました。
配属された支店の営業職はノルマ地獄
営業の仕事は、毎月毎月ノルマの数字に追われ、心がボロボロになる毎日でした。
課長からは、
「おい、今月の予算(ノルマ)どうすんだ!」
「今の見込み客は、何人いるんだ!」
「おめーよー、先月もダメだったじゃねーか!」
席にいても、外出先の携帯でも、ほぼ毎日怒られ続けました。
ノルマを達成できない月末となれば、土日は県内各地で開催されるイベントに強制的に参加。
当然、休日出勤手当なんてつきません。完全なるサービス出勤です。
ブースの近くを通り過ぎるお客さんに話しかけて、景品をえさにアンケートを取っては、その場で商談。
ダメなら、次。また、ダメなら、次。
こんな所でなにしてんだろう、オレ。何のために、大学出てまで勉強してきたんだろう。
そんな悩みを抱きながらも、課長に成約ゼロ件でしたなんて報告はできないので、朝から晩まで、健気に頑張りました。
今月のノルマを苦労して何とかクリアしても、翌月からまた新しいノルマに追われる。
まさしく、出口のないラットレース。
このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法
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やるべきことも、できることもないのに、上司が残っているから、家に帰れない。
職場の雰囲気にのまれ、平日の帰宅は、毎日21時過ぎ。
私が退職を決意したのは、4月の入社から半年が経った秋でした。
新卒1年目で辞めて、転職した今の仕事は15年続いています。
営業から事務に職種が変わりました。
正直言って、今の仕事だって楽しくないし、疲れます。
それでも、残業代は出る、有給休暇も取れる、休日にサービス出勤することもないので、心が病んで、うつになることはありません。
もしも、23才のあの時・・・・
転職を決断せず、我慢の人生を選んでいたらと思うと、想像するだけでゾッとします。
職場の先輩と上司は、未来の自分の姿
同じ支店に同期4人いましたが、一年ともたず、一人また一人とやめていきました。
先輩も上司も、同じくノルマに追われ、余裕がないので、イライラしていました。
長く時間をともに過ごす人は、「自分の鏡」で将来の姿と言います。
・先輩は5年後の自分。
・上司は10年後の自分。
先輩のように、上司のように、この先あなたはなりたいですか??
先輩も上司も、ぎりぎりの精神状態で、我慢して生きているように見える。
自分は、同じようになりたくない。
この仕事を続ける人生が、望んでた人生なんかじゃない。
そう思うなら、サクッと転職を考えてみましょう!
仕事に病んでる日本人の検索ワード
「仕事」「行きたくない」の2語でグーグル検索してみると、
多くの日本人が、仕事のストレスから、心と体を病んでいることが分かります。
<「仕事」・「行きたくない」に続く関連ワード>
①ネガティブ系
✅「眠れない」「死にたい」「つらい」「だるい」「できない」「動けない」
✅「失敗」「限界」「泣く」「涙」「動悸」「倦怠感」
➡「眠れない」「死にたい」・・・ここまでの検索ワードが出ると深刻ですね。ただ思うだけでなく、「死にたい」とワードを入力している段階なので、相当な危険信号です。
②体調不良
✅「頭痛」「吐き気」「過呼吸」「下痢」「腹痛」「胃が痛い」「胸が苦しい」
➡仕事のストレスからくる身体の異変事態。内面から破壊されてますね。
③メンタル系
✅「うつ」「精神」「心療内科」「適応障害」「自傷」「震え」
➡精神科の通院を考えているほど、心が病んでしまっている状態。
④数字関連
✅「20代」「30代」「40代」「50代」
✅「2日目」「1ヶ月」「3ヶ月」「1年目」
➡どの年代でも、「仕事に行きたくない」気持ちは変わらないようです。また、2日目で既に行きたくないと思って、検索している人もいます。
何だか少し安堵します。みんな同じ悩みをかかえているんだなーと。
最後のまとめ(転職は経験値)
私のように、新卒一発目の会社がブラックで、転職した先がまだマシな会社だったから、何とか続けてこれるパターンがあります。
経験値を積んで、比較ができることは、あなたの強みになります。
反対に、我慢してその場にとどまることで、新しい可能性とチャンスを逃しているかもしれません。
確かに、現状を変えること、違う環境に身を置くことは、未知なので怖いことです。
でも、場所を変えないと見えない景色があることも事実。
私は、転職して本当に良かったと思っています。