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ビットコインETF申請、取り下げも相場は織り込み済み

延長に延長を重ねて、最終の審査期限が近づいていたビットコイン上場投資信託(ETF)の上場申請でしたが、ここへきて、申請者であるCBOEグローバル・マーケッツが自ら申請を取り下げたとの報道が出ました。

 

取り下げた理由としては、米政府機関の一部閉鎖により議論が停滞しているとのこと。

 

じゃあ、悪いのは、トランプ大統領ってことでいいですね?? 

 

1月23日にアメリカ証券取引委員会(SEC)が公開した資料から『申請取り下げ』が明らかとなりました。

これは、2019年が始まって早々に最悪のバッドニュースかと思いきや、ビットコインの価格下落は限定的でした。

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CoinMarketCap より ビットコイン(USD)の月足チャート

ETF申請取り下げも、価格の下げ幅は限定的

最終の延長期限が2月27日に迫る中、「今回のETF申請はまず通らないだろう」と見るのが大方の予想でした。

 

そのため、ここで申請を取り下げても、相場的には驚きやショックが少なく、失望売りが出なかったと思われます。

 

www.bloomberg.co.jp

 

ビットコインETFの申請が取り下げられたことについて、Van Eck社のデジタル資産部門の責任者であるGabor Gurbacs氏が次のようにツイートしています。 

 

(日本語訳)

ビットコインETFの申請は一時的に取り下げられた。

我々は、規制当局や主要な市場参加者と積極的に連携して、ビットコインETFおよびデジタル資産全般に適した市場構造の枠組みを構築しています。

何かあればすぐにおしらせします。

 

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今後の動き・ETFの再申請について

時期を見て、CBOEグローバル・マーケッツが再びビットコインETFの申請を行うことは明らかです。

 

そのタイミングがいつになるかは分かりません。

ここからは政治的な思惑が絡み合って、政治家・官僚・証券会社の間で、かなりグレイな根回しが裏で行われるのではないでしょうか。(・・・邪推です。)

 

仮想通貨やブロックチェーンに関する法律の専門家として有名な Jake Chervinsky は、再申請した場合について、次のようにツイート。

 

(日本語訳)

彼らが再度提出した場合(私は彼らがそうすると確信しているが)、時計は再スタートします。

SECは、ETF申請が連邦登録簿に公表されてから240日後に最終決定を下さなければならないだろう。

その途中で、彼らは3回(45日、90日、そして180日)中間期限を遅らせることができます。

 

つまり、再申請した場合には、SECが簡単に結論を出すことはないため、審議と最終決定までにまた半年以上の時間がかかるということです。 

 

2019年中は、ETF承認に関するポジティブニュースは期待できないです。

ETF承認をきっかけとする仮想通貨バブルが来るとした、2020年以降でしょうか。

 

CBOEグローバル・マーケッツ以外にも、有名なウィンクルボス兄弟を始め、ビットコインのETF申請はいくつかSECに出されています。

残念ながら、現時点では、どのETF申請もSECに承認されていません。

 

しかし、どこも諦めず最申請にチャレンジしているようなので、【承認されるまで申請し続ける】不屈の精神を応援しています。

 

 

www.ken46life.site

 

 

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