100円札と500円札 ~昔のお金の価値はいかほどに?~
旧紙幣の家宝が出てきた!
母が30数年前に作成したアルバムを久しぶりに整理した際に、
旧紙幣の【100円札】と【500円札】を発見しました。
「コレ、あんたにあげるわ!」って事で、珍しいお札を母より有り難く授かりました。
この旧紙幣、お宝鑑定団に査定依頼するほど価値があるのか?
100円札と500円札の価値はどれほどのものか
家族写真と一緒にしてアルバムの中に閉じられていたとのことで、シワは全くないですが、手垢のような汚れがあり、保存状態としては微妙なお札といった感じ。
私が物心ついた頃は、100円も500円も現在流通する硬貨が当たり前でしたから、小銭紙幣の現物を初めて見た時の率直な感想は、「これはなに?偽札か??」と思いました。
当時の造幣局の印刷技術が低いためか、プリンターでカラーコピーしたような何だか偽札感が強い。
・・・母は騙されて偽札摑まされたんじゃないか!
さっそく、小銭の旧紙幣について調べてみました。
100円紙幣💴板垣退助
板垣退助100円紙幣は、【最初期】【前期】【後期】の3種類。
・発行開始:1953年(昭和28年)12月1日。
・支払停止:1974年(昭和49年)8月1日。
(実物写真)我が家の旧100円札
※紙幣ナンバーの頭のアルファベットが二ケタかつ白が濃いので、我が家の100円紙幣は最も歴史の浅い後期発行
500円紙幣💴岩倉具視
岩倉具視500円紙幣は、昭和26年に発行された【B号券】と、昭和44年に発行された【C号券】の2種類。
(実物写真)我が家の旧500円札
※岩倉具視500円紙幣は、昭和57年に「500円硬貨」が誕生してから徐々に発行数が少なくなり、平成6年に支払いが停止されました。
旧札の市場価値は如何程か
電子マネーや仮想通貨がネット上に流通する現代にまで残っていた小銭の紙幣。
もしかして、これは結構な価値あるじゃないか?
紙幣マニアの収集家がほしがって、プレミア価格がついちゃってるかも!(^^)!と勝手に期待が高まる。
さっそくググって、買取価格を確認してみると、
な、な、な、なんと……‼️
額面通り!!そのまま価格!!
100円紙幣は、100円。
500円紙幣は、500円。
計600円なり。
・・・えっ⁉️そんなもんか〜い‼️
『希少性が非常に低く、古銭などに比べて付加価値がほとんどない』とのこと。
・・・希少性が低い。なんじゃい!38年生きて初めて見たけどね。
弁当とお茶を買うために、こんな札紙幣をコンビニのレジで出したら、店員さんに頭イカれた奴が来たと思われそうです。
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旧札も価格決定は需要と供給による
世に珍しく、数が少ないモノは、その希少価値から、高い値段がつきます。
経済学的に言うと、『需要と供給の法則』です。
100円札も、500円札も、余白がズレているようなエラー印刷や、ゾロ目番号がついている珍しい紙幣なら、10万円ぐらいで買い取ってくれるようです。
ちなみに、何十年かすれば価値が出るんじゃないかなと思い、2000円札💴は1枚だけ自分で取ってあります。
平成生まれ世代になると、2000円札の現物を見た事ないかもしれません。
そもそも存在自体知らない可能性もありますね。
いま、銀行で両替してくれるかな?
両替可能なら、10000円札を2000円札5枚に両替してゾロ目番号を入手しておきたいところです。
ここ十年ほど私の住む東海地域では、現物の2000札にお目にかかる事は皆無ですが、沖縄には大量に出回っていると噂を聞きました。
なんと、コンビニのATMから普通に出てくるとか。
2000年を記念して発行された2000円札は、表面に沖縄の守礼門が描かれており、愛着のわく沖縄では観光業界も協力して流通を促進しているようです。
それが事実なら、2000円札も希少価値低いですね。
とりあえず、現在は額面価格しかないですが、発行数はすでに限りがあり、将来的には値が上がるかもしれないものです。
100円札・500円札・2000円札は、我が家の家宝として、子、その子、孫まで代々伝承してもらいたい。
もう一つの家宝「ビックリマンシール」
なお、子供の頃から今まで密かに取ってある【ビックリマンシール】も、値打ちが出そうなので、家宝です。
大掃除で発見👀
— ken46@仮想通貨ブログライフ❇️ド素人投資39才(社畜) (@ken46abeshi) 2019年1月2日
我が家の宝物💎
【ビックリマンシール】
保存状態が良くないけど、
このままあと30年ぐらい寝かせておけば、価値でるかな。#鑑定団 #お宝 pic.twitter.com/I4neZswm0Q
ビックリマンシールは、ロッテのチョコレート菓子1個に付き1枚おまけとして付いていたキャラクターのシール。
私が小学生当時に、子どもたちの間で爆発的な人気を集めました。ポケモンカードと同じ、友達同士でカードを見せ合っては、レアカードを自慢してました。
・・・こちらは残念ながら保存状態があまりよろしくない。
小学校時代に必死こいて集めたおもちゃ的な宝物でしたが、先のことは深く考えずに雑に扱ってました。
しかしながら、発行数は少ないため、すでにお札よりも希少性は高いと思います。
ちなみに、1円玉を1個造るために、製造コストが3円かかります。
モノの価値を表す代替物として存在するはずのお金。
古くて、希少性があれば、お金自体にも付加価値が発生するなんて、お金とモノの価値ってやはり不思議です。