前澤社長『#月に行くならお年玉』当選方法を当選者から考察
◆お年玉企画をツイートした前澤社長
100名に100万円をプレゼント(応募期間:2019年1/5~1/7)
参加条件は、ZOZO前澤社長のアカウントをフォローし、ツイートをリツイートするだけ。
世にある懸賞系なんかよりもずっと簡単。
スマホ操作、ワンタッチで参加できる100万円のお年玉企画でした。
「#月に行くならお年玉』当選者から当選方法を考えてみる
ZOZOTOWN新春セールが史上最速で取扱高100億円を先ほど突破!!日頃の感謝を込め、僕個人から100名様に100万円【総額1億円のお年玉】を現金でプレゼントします。応募方法は、僕をフォローいただいた上、このツイートをRTするだけ。受付は1/7まで。当選者には僕から直接DMします! #月に行くならお年玉 pic.twitter.com/cKQfPPbOI3
— Yusaku Maezawa (MZ) 前澤友作 (@yousuck2020) 2019年1月5日
私も急いで申し込みましたが、当然のごとく外れ。運なし。
複数のアカウントを急ぎ作成して参加する強者が現れたり、各種マスメディアが取り上げたりしたため、当選はとても期待できないほど参加者が増えました。
最終的に、リツート件数が533万件に達しています。
当選者が100人ですから、
当選確率をざっと計算すると、
[100 ÷ 5,330,000=0.00001876(0.001876%)]
0.001876%!!・・・当たるわけがない。
それでも、ジャンボ宝くじを1枚購入して1等が当選する確率は、約1000万分の1=0.00001%と言われていますので、宝くじよりは187.6倍も当選確率は高いです。
Twitter#お年玉企画の波紋
前澤社長のお年玉企画に影響を受けたお金持ち(社長・インフルエンサー)が、
金額や当選人数はそれぞれ違いますが、同様のお年玉企画をツイートしています。
Twitterで「#月に行くならお年玉」で検索してみると、
新しいお年玉企画を告知している人、
今回当選した人の喜びの声などを調べることができます。
※振り込め詐欺や個人情報搾取を目的としたニセ企画も出回っているので、注意しましょう。
1⃣ 小池 温男|Talknote代表
史上最多RTを記録した、大好きな前澤さんのお年玉に乗っかりまして、皆様への日頃の感謝を込めて、10名様に10万円【総額100万円のお年玉】を現金でプレゼントします。応募方法は、僕をフォローいただいた上、このツイートをRTするだけ。受付は1/9まで。当選者には僕から直接DMします。#Love_and_Happy pic.twitter.com/W7gZhdFK7c
— 小池 温男@Talknote代表 (@haruo_koike) 2019年1月7日
2⃣ チョコレートプラネット長田|お笑い芸人
TTTOWN新春セールが史上最速で取扱高100億Tを先ほど突破!!日頃の感謝を込め、僕個人から100名様に100円【総額1万円のお年玉】を現金でプレゼントします。応募方法は、僕をフォローいただいた上、このツイートをRTするだけ。受付は1/7まで。当選者には僕から直接DMします!#月島に行くならお年玉 pic.twitter.com/VmoQ4FMHTW
— チョコレートプラネット長田(オサダ) (@ChocoplaOsada) 2019年1月6日
※100円を100人にプレゼントって、振込手数料の方が高くつく!
当選者の喜びの声から当選傾向を読む
今回のお年玉企画に運よく当選した人たちが、ツイッターに喜びの声を上げています。
①個人のアカウントがはっきりとわかる【名前・顔写真&ツイート履歴】
②100万円の使い道をTwitterのリプライで表明していた
③夢の内容が独特である[NG:買い物・家族旅行など平凡系]
当選者に送られた前澤社長からのDMを見る限り、
100万円当たったら何がしたいか?というリプライに寄せたコメント内容をしっかり読んで、おもしろそうな独自の企画を考えていた人を選んだことが分かります。
社長からのDM文章は『定型文』+『〇〇〇(夢の内容)いいですね。』 と、
当選者が実現したい夢に対してコメントを返しています。
つまり、応募段階でTwitterのリプライに載せる100万円の使い道が決め手!
さらに、アカウントは個人であることを証明するため顔写真を使うこと!
1⃣ CO.慶応 さん
【100万円の使い道】教科書のラップ化
🏫✨ 🏫✨ 🏫✨ 🏫✨ 🏫✨
— ©️Co.慶応 / 前澤社長のお年玉ゲット‼️ (@Co_Keio) 2019年1月8日
なんと‼️拡散希望💦
前澤社長の 【#月に行くならお年玉】企画当選しました‼️‼️‼️‼️‼️⁉️
本当に未だに信じられなくて何度も確認してます💦💦💦💦
『#教科書のラップ化』やるぞ‼️マジで後世に残る教科書作る‼️
一緒に作るコケ大生募集中‼️‼️
🏫✨ 🏫✨ 🏫✨ 🏫✨ 🏫✨ pic.twitter.com/XQGvLTZYsa
2⃣ ももえ さん
【100万円の使い道】絵の具で遊ぼう!全国ツアー
🦍重大発表🦍
— ももえ (@angrumore) 2019年1月8日
前澤社長からのお年玉の100万円。当選の連絡をいただきました。
見つけてくれてありがとうの気持ちでいっぱいです。今まで頑張ってきてよかった。これから更に頑張ります!
絵の具であそぼう!全国ツアーやります!!
あなたの街にも行くかもしれない!#月に行くならお年玉 #前澤社長 pic.twitter.com/vLU1OJkwpK
3⃣ 東堂 優 さん
【100万円の使い道】日本の民芸を取材し、日本語と英語で発信
#月に行くならお年玉 当選しましたー!✨
— 東堂 優 /Yu TODO (絵描き) (@todo_yu) 2019年1月8日
「日本の民藝を取材して、日英語で発信する旅」計画中です🏃
夢を現実にしてくださった前澤社長、ありがとうございます!
我が茨城の特産品、乾燥芋(今が旬)を送ります、少々お待ちくださいー!😊✨🌼 #ありがとう前澤社長@yousuck2020 pic.twitter.com/EpRBt0EYWe
前澤社長の真の狙いは何だったのか?
【100万円 ✖ 100人=1億円】自腹でプレゼント
自社宣伝のためにテレビCMを1本出すとなれば、予算1億円はくだらないです。
しかも、現代の日本では、テレビを見る層は高齢者が多く、昔ほど購買層のターゲットに働きかける宣伝効果は期待できません。
<Twitterによるお年玉企画の効果>
✅前澤社長の信頼度がアップ
✅フォロワーが増えることで、世に与える影響力がアップ
✅経営する会社ZOZO(通販サイトZOZOTOWN)の宣伝
電通や博報堂などの広告代理店を通さずに、企業の社長が自らSNSにて情報発信することで効果的に宣伝できることを、今回のお年玉企画で前澤社長が証明しました。
今後は、代理店を通さずに、Twitter・Instagramを活用し、直接的に個人に訴えかける宣伝手法が主流になりそうです。
次回のお年玉企画に期待大
1月8日に第2弾をやるならどんな内容がよいか?
前澤社長がツイッターでアンケートを取りました。
➡コレは、2回目の企画に期待できそうです。
第2弾やるなる?
— Yusaku Maezawa (MZ) 前澤友作 (@yousuck2020) 2019年1月8日
【ご報告】当選者100名様との連絡が取れ、無事全員への100万円入金手続きが完了しました。楽しく有意義に使ってもらえると嬉しいです。さっそく第2弾も考え中。第1弾より面白くしないとね。インスタ使うのもありかも。乞うご期待!
— Yusaku Maezawa (MZ) 前澤友作 (@yousuck2020) 2019年1月12日
金持ちのバラマキだ、1億円出すなら慈善事業に使うべきだ、などと今回のお年玉企画に対して否定的な意見も出ています。
しかし、自分の金をどう使おうが個人の勝手です。
企業の宣伝費用が広告代理店ではなく、消費者へダイレクトに100万円の現金になって渡っただけです。
しかも、その話題性からメディアを巻き込む効果的な宣伝となりました。
さらには、前澤社長個人のフォロワーは557万人にまで増えて、知名度、影響力は格段にアップしました。
コレ全部計算ずくだとしたら、さすがの一言。