コインチェックのNEM流出事件の影響について ~仮想通貨はハイリスク~
コインチェックがネム被害について緊急記者会見
3月8日(木)16時より、コインチェックが会見を開きました。
来週3月11日の週にはサービスを再開し、流出したNEMも日本円にて補償する
1月26日にNEMが不正アクセスにより盗まれてから、同社のサービス再開まで2か月近くがかかりました。
このままコインチェックが破綻していた場合、
コインチェック利用者は預けていた資産全てを失う危険性もあったわけなので、
利用者にしてみれば、お金がもどってくるだけ、ラッキーなのかなと思います。
✔コインチェックの取引再開で価格はどう動くか?
損切も何もできずに、塩漬け放置プレーに耐えていた人たちは、取引が再開した瞬間に、保有している通貨をどうするか??
<考えられる選択肢は3つ>
①コインチェックに預けていたコインを円に戻して、とりあえず出金。
②コインチェックから他の取引所や自分のウォレットへ送金。
③ここまで下がったら、もういいや、しばらく放置。
※今回の事件は仮想通貨の将来的な価値そのものが下がったわけではなく、下がったのは取引所の信頼性(評価)なので、個人的には②の行動に出る人が多数かなと考えています。
※①の行動に出る人が多い場合には、価格がまた一時的に急激に下がるので、とりあえず今年の最安値の少し上の価格で、買いの指値注文だけは入れておこう。
✔リップル(XRP)の指値注文について
1月16日の最安値50円を参考に、51円で指値注文を入れておく。
※最安値50円で買えればベストですが、同じ考えで最安値50円に注文を入れている人も多いため、欲をかきすぎると結局買えない可能性が高い。
※せっかく注文を入れておいても成立しないと、あとで価格が持ち直した時にかなり悔しい思いをするので、買えないリスクを避けるため、1円高い値段で注文を入れておく。
金融庁による業務改善命令
✔仮想通貨交換業者7社を行政処分
✔2社には業務停止命令
政府によって取締りが強化されることは、良いことなのか、悪いことなのか、ここは判断に迷うところです。
ブロックチェーン技術の特徴は、非中央集権的だから、個人が自由に取引できることにあります。
そのためのツールとして仮想通貨は将来性が見込まれていたわけです。
ただし、投資家(消費者)保護の観点からすれば、今回のような規制は健全な市場を生むためには必要な措置といえるのかもしれません。
その結果、仮想通貨の投機性はドンドン弱まっていって、市場へ資金を投入する大物投資家が去っていくような気がします。
仮想通貨の投資で億り人になることを夢見ていた私にとって、投機性の薄らいだ現状はとても寂しいです。
上げ下げの大きな波動を描く【ボックス相場】の方が、売買するタイミングは多くなるため、ド素人投資家には儲けやすいです。
前回の安値付近で買いの指値注文、前回の高値付近で売りの指値注文を入れておけば、あとはほったらかしでも注文が成立してくれるわけで。
やっぱりチャートに動きがほしい!!
人生はギャンブル!!
来い!!ハイリスク、ハイリターン!!ボラティリティ!!
ボラが小さくて、一攫千金を夢みれない仮想通貨なんて、1円パチンコでだらだらと暇をつぶすようなものです。