おすすめドラマ『時効警察』小ネタがやっぱり面白い
『時効警察』の新シリーズが12年ぶりに放送
2006年【時効警察】・2007年【帰ってきた時効警察】
そして、2019年10月~【時効警察はじめました】
(テレビ朝日系 金曜 よる11時15分から)
【公式】時効警察はじめました 毎週(金)よる11:15~ (@jikou2019) | Twitter
人気ドラマの新シリーズまでに、なぜ、12年も空いてしまったのか?
そこは、まぁ、出演者、脚本家、・・・大人の事情でしょうか。何にせよ、面白いドラマがまた観られることは喜ばしい限りです。
【時効警察】のゆるい世界観が面白くてハマる
オダギリジョー演じる(主人公)霧山修一郎は、時効が成立した事件を、あくまで❝ 趣味 ❞として捜査する時効管理課の刑事。
ただの刑事ドラマじゃーーーない!!
とにかく、笑える小ネタ満載、事件解明までのミステリーもありと、ドラマのおもしろ要素がてんこ盛りです。
色んな懐かしの映画をパロってる演出が思わずにやけちゃう。これ、あの映画のあのシーンじゃないかなと、分かる人には分かるような細かいネタの数々。
あと面白いのは、課内で個性的な同僚と繰り広げるシュールな会話。そこ掘り下げるの!?って感じなんだけど、やっぱりクスクス笑っちゃう。
とはいえ、殺人事件の裏側にある事件に至るまでの苦悩・容疑者の時効後の生き様など、深く考えさせるところもあり。
大好きな第6話がおススメ回
◆時効警察 【第6話】
~恋の時効が2月14日であるか否かはあなた次第~
が、私はとても気に入ってます。初回シリーズの第6話ですが、この回だけは、是が非でも振り返って見てもらいたいなぁ~と思います。
笑えて、ちょっぴり泣ける、とてもいいストーリーなんですよ。
(あらすじ)
主人公:霧山の同期、刑事課の十文字刑事がスナックのママに恋をしてしまう。しかし、そのママは夫を殺害した逃亡中の容疑者。時効成立の直前、十文字と霧山は、ママが整形した容疑者であることに気づいてしまうのだが・・・・。
時効が成立するのかどうかって、ストーリー展開も気になります。
細かいところで、個人的に一番気に入っているのシーンが、霧山と十文字の電話での掛け合いの場面。
逮捕すべきか、見逃して時効事件にしてしまうか悩む十文字。
いや、見逃したい気持ちが強い。
そこで、時効事件を追いかける趣味を持つ、いつもはゆる~い霧山が、殺人事件は時効にすべきでない!と強く言い聞かせる。そして、事件は・・・。
【時効警察】再開前に殺人事件の時効廃止
2010年4月の法改正により、
人を死亡させた罪のうち、刑の上限が「死刑」にあたる殺人事件については、時効がなくなりました。
かつて、殺人事件の時効は15年
容疑者は事件を起こした後に15年間逃げ切れば、警察が逮捕できなくなるという、被害者の親族からすれば到底納得いかない免罪の制度でした。
なので、新シリーズでは、2010年4月以前に時効が成立していた未解決の事件を、霧山が解明していくわけです。