進撃の巨人|諫山 創のメッセージ ~作者が最後に描く想い
◆ブログで結婚を報告
『進撃の巨人』の作者である諌山創(いさやまはじめ)が、12月31日に自身のブログ『現在進行中の黒歴史』で、結婚を発表しました。
連載中の、このタイミングで結婚。そして、ファンに報告。
漫画家人生の一区切り、つまりは物語のエンディングへの道筋がたったことを意味するのでしょうか。
「2018年最後の更新」と題するエントリーの中で、次のようにコメント
また、私事ですが今年結婚いたしました
これから伴侶と共に漫画家として人として
より一層精進して参りたいと思います!( ~ 中略 ~ )
とにかく2019年も漫画を描きます!
【情熱大陸】より 諫山氏が語った作品への想い
2018年11月18日放送のTBS系ドキュメンタリー番組『情熱大陸』に登場。
番組では、巨人が人を食べるという発想の原点、巨大な壁に囲まれた閉塞社会のイメージを生んだ作者の故郷などを自ら語りました。
また、デビュー作である『進撃の巨人』が大ヒットしている現実について、「なぜ、売れているのか未だにわかりません」という。
漫画家|諫山創とは
名 前:諫山 創(いさやま はじめ)
誕生日:1986年8月29日生まれ
出身地:大分県日田市(旧大山町)
出身校:専門学校九州デザイナー学院 マンガ学科卒業
※連載の締め切りに追われる日々の中、ゲームと格闘技観戦が息抜き
漫画【進撃の巨人】とは
2009年より別冊ヤングマガジンにて連載中。
コミック発行部数は7600万部を超える大ヒット作品で、TVアニメ化、実写映画化もされています。
また、ハリウッドで実写映画化されることも決定した世界的人気を誇る作品です。
物語の舞台は、人喰い巨人が地上をのし歩き、残された人類が城壁の中で巨人の脅威に怯えながら暮らす世界。
主人公エレンは、平和な壁に囲まれた世界で、まだ見ぬ壁の向こう側の世界に憧れる少年。
だが、ある日、大型巨人の出現により壁が崩され、巨人と人類による生存をかけた壮絶な闘いが始まる。
◆衝撃のダークファンタジー
登場人物が、あっけないほど容赦なく死んでいく、その最中に描かれる人間描写のリアリティーは圧巻。
ストーリー展開の迫力は、連載から10年が経っても、世界規模で読者をひきつけてやまない。
作品の原点、そして最後の一コマに向けて
作者が少年時代を過ごした田舎町。
そこは、周りを大きな山々に囲まれた集落でした。
諫山氏は、ずっと都会に出たいという気持ちを抱いて育ったと語ります。
✅壁外 = 未知で、残酷な、美しい世界
✅巨人 = 新たな脅威(戦えば生きられる!)
主人公エレンが夢見た壁の外の世界には恐ろしい巨人がいる。
生物の頂点に君臨していると勘違いしていた人類。
巨人に捕まり、喰われ、無残にも死んでいく。
そこは、まさしく弱肉強食の世界。
現実世界も同様。
どの時代の、どの場所に身を置いていても、人は新たな困難に立ち向かわなければ前に進めない!
巨人に喰われるほどの悲劇はないにしろ、それぞれ嫌な思いはするし、毎日少しずつでもストレスは溜まっていきます。
◆作品の終焉に向けて
番組内、編集者との打ち合わせにて、
・編集者「前々からイメージはあるわけ?最終巻の。」
・諫山氏「最終コマは・・・こんな感じかなと。」
「進撃の巨人」の最終話の最後の一コマはすでに考えているようです。
それは、子供を抱きしめる、主人公エレンと思わしき人物の後ろ姿。
子の頭を押さえて一言、「お前は自由だ」と言うシーンでした。
作者自身、変わる可能性もありながら描いている感じですとのことなので、ストーリーの展開次第で変わる可能性も大ですが・・・。
連載10年以上の時を経て、ついに迎える最終のラストネーム。
そこには、作者の想いが最大限に詰まる。
作品を通したメッセージは、【自由に生きろ!!】
・・・あくまで私の推察ですが、ここに尽きるのではないでしょうか。
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