芸人はボケてなんぼ、いつでも面白い人が吉本でも最強説
お笑い芸人のあるべき姿に感動
雨上がり決死隊の宮迫さんとロンドンブーツ1号2号の亮さんが、7月20日に涙の謝罪会見を開いてから、ブラック企業【吉本興業】にメディアの矛先が変わってしまいました。
反社会的勢力から謝礼を受け取ったことを否定したウソに始まった問題が、一企業の在り方を追求する事態にまで発展。
岡本社長のパワハラ、低すぎるギャラの配分、契約書のない雇用・・・等々。
参議院選挙をかき消すような騒動に日本中が揺れる中、渦中の吉本興業に所属する芸人にあっても、メディア対応が分かれています。
①会社の体質・待遇にキレる芸人
②とにかくボケてボケたおす芸人
私は、②のボケまくる芸人さんが好きです。いや、大好きですね。
真面目な意見を語る人がいるからこそ、そのギャップでボケが活きるとは思いますが、やはり、ここまで雰囲気が最悪な中でも、ボケられるプロ根性がすごいっ!
池乃めだか、ゆりやんレトリィバァ、そして、ケンドーコバヤシ。
この三方のメディア対応を見て、本当に肝が据わっている、芸人としての芯が太いなと尊敬すら覚えました。
こんな時でも、いや、こんな暗い時だからこそ、「笑い」が必要。
人は笑うと、一時でも心にかかったモヤモヤがスッキリします。
テレビで存在のデカすぎる吉本興業の芸人
テレビをつければ、毎日どの放送局でも、吉本興業の芸人か、ジャニーズ事務所のアイドルを中心とした番組ばかり。
朝のニュースや昼のワイドショーに、お笑い芸人がMCとして、またはコメンテーターとして出演するスタイルが確立されています。
ひと昔まえでは考えられません。
今やお笑い芸人は、バラエティー番組だけに出て、漫才やコントを見せて笑わせるだけの存在ではなくなっています。
テレビでの存在感が巨大になりすぎたことで、今まで封印してきた問題が一気に爆発したとも言えます。
大ベテラン「池乃めだか」のボケこそ、ザ・吉本
吉本新喜劇の大ベテランである、池乃めだかさんのボケは、これぞ芸人のあるべき姿と誰もが納得できる完璧なコメントでした。
関西人なら誰でも知ってる小ちゃいおっさんの池乃めだかさんの吉本に対するコメント好き pic.twitter.com/JLA4LALODm
— 二足歩行のTENGA❤️みゆな (@otinuki) July 23, 2019
ゆりやんレトリィバァは、最強の女芸人
若手女芸人ゆりやんレトリィバァの度胸は、半端ないです。
今年の6月には、アメリカの人気オーディション番組に出演し、完全アゥーの地でも[お笑い芸人]をやりきり、拍手喝采を浴びました。
オモロい人は、いつでもオモロい。素敵。 https://t.co/PHrt8oJCF8
— ken46@仮想通貨ブログライフ❇️ド素人投資38才(社畜) (@ken46abeshi) 2019年7月30日
【参考】アメリカのオーディション番組「America's Got Talent(アメリカズ・ゴット・タレント)」に出演したゆりやん
ケンコバ、コメンテーターでもボケまくり
神妙な面持ち、意味深な低音ボイス。期待通りに100%必ずボケて、視聴者を笑わせてくれるケンコバさんがホントにツボです。
ケンコバさんは、コメンテーターとして出ている番組でも、ボケることしか考えていません。芸人として、お笑いスタイルを貫き通す姿、あの笑顔、最高です。
番組冒頭に、吉本興業所属と紹介された場面から「いや、吉本所属じゃないです。・・・生島企画室です。」とボケ。
一番好きなボケは、動画の8分過ぎ当たりでぶち込んだボケ。
「あの~、吉本の芸人で、危険な通り名のある芸人が3人います。
1人は、狂犬・加藤浩次。
2人は、ジャックナイフ・千原ジュニア。
もう一人は、私、ケンドーコバヤシ、人呼んで、残尿王子。」
たしかに、危険。いやぁ~、どこで考えてきてんだろ、頭はキレキレですね。下はゆるくても・・・。