【ロバート・キヨサキ】金持ち父さん貧乏父さんの名言に学ぶ ~資産と負債
◆「金持ち父さん、貧乏父さん」とは
『金持ち父さん、貧乏父さん』シリーズは、世界で2500万部、日本で100万部を超えるベストセラーとなった、人生の勝ち組となるためのマネーに関する指導書です。
この本の著者であるロバート・キヨサキは、アメリカのトランプ大統領とも親交があり、共同で本を出しているほどの間柄です。
しかも2冊も出版しています。
共著のタイトルは、『あなたに金持ちになってほしい』と『黄金を生み出すミダスタッチー成功する起業家になるための5つの教え』
(タイトルをだけ見ると、なんだか胡散臭い感じもしますが・・・)
ロバート・キヨサキ先輩が、著書の中あるいはインタビューで語ったありがたい金言について、億り人になるため復習の意味でまとめてみました。
ロバート・キヨサキ著『金持ち父さん、貧乏父さん』より
金持ちと貧乏は根本的な考え方の違いから、その教えも異なる。
(貧乏父)しっかり勉強すれば、いい会社に入れる
(金持父)しっかり勉強すれば、いい会社を買える
(貧乏父)金への執着は、悪の根源だ
(金持父)金のないことこそが、悪の根源だ
- 作者: ロバートキヨサキ,シャロン・レクター(公認会計士),白根美保子
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2000/11/09
- メディア: 単行本
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『お金が人を金持ちにするのではなく、考え方が人を金持ちにする』
産業の時代には、大企業が人々の面倒を見てくれた。しかし、情報の時代には、自分自身で自分の世話をしないといけない。
インターネットが誕生した1989年以降、世界のルールは変わった。今の変化は、目に見えない、インターネットの中で起きている。
だから、政府も家族も管理できていない。
現代の人々は、ほとんどいつもお金のことを心配し、❝ お金の奴隷 ❞ になってしまった。
仕事を辞める余裕はなく、請求書や生活のために働き続けなければならない。
人々はただ生きるためであっても、とても一生懸命働かなけばならない。
しかも、その状態が果てしなく続くことを心配している。
✅不幸な人は、いくらたくさんお金を手に入れても、もっと不幸になる。
✅幸福な人は、お金をたくさん手に入れれば、もっと幸せになる。
どうすればケーキを買えるようになるか?
貧乏父さんは、「お金がないから、ケーキは買えない」と言う。
金持ち父さんは、「❝ お金がないから~~できない ❞ は禁句であって、それじゃあケーキを買うために、どうすればいいか考えよ」と言う。
★人の思考が、人生を作り出す★
自分が何を考え、どう行動するかが、大切。
脳を鍛える。筋肉と同じように、脳は鍛えることで発達していく。
否定したら、そこで思考がストップしてしまう。
お金がどう働くか、どう働かせればよいか考えろ。
お金のために働くのではない、お金が自分のために働いてくれる。
ビジネスの世界における4つの異なる人種
≪ 4つのカテゴリー:キャッシュフロー・クワドラント ≫
※キャッシュフロー(お金の流れ)/ クワドラント (4等分)
①E(Employee) :従業員(サラリーマン、アルバイト)※社畜
②S (Self-employed) :自営業者、医者、弁護士
③B(business owner) :経営者、社長(=仕組みを作った人)
④I(Investor) :投資家(=お金を使ってお金を生み出す人)
①②E&S・・・労働収入を得て生活 ➡ 自分はお金のために働く
③④B&I・・・権利収入を得て生活 ➡ お金が自分のために働く
100人いたら、E&Sが全体の8割の人で、残り2割がB&Iで分けられる。
しかし、E&Sは全体の20%分しか収益を出せずにいるの対し、2割しかいないB&Iで全体の80%の収益を生み出している。
(E&Sの特徴)労働収入
自分が働けなくなると、収入がゼロになる。
会社に対して、労働者は時間を提供する、その対価として給料を得る。
自営業者は、働く時間は自分で決められるが、休みを多く入れればその分収入が減る。
時間とお金の関係は、1対1。
収入に限界がある。
サラリーマンの生涯年収は時間に限りがあるため、限られる。
(B&Iの特徴)権利収入
経営者は、従業員を使って収入を得る。
投資家は、人は使わず、お金を使ってお金を生み出す。
投資の運用益で生活費を稼ぎだす。
時間とお金の関係は、1対1ではない。どんどんお金を増やせる。
★資産を築くこと★
『金持ちになりたかったら、覚えておかなければならない大事なことはただ一つ、資産と負債の違いを知り、資産を買うことだ』
・資産=あなたのポケットにお金を入れてくれるもの
・負債=あなたのポケットからお金を取っていくもの
不労所得やポートフォリオ所得(=株式や債券等の金融資産)を生む資産に投資されたお金は、そこで新たなお金を生む。
お金が「自己増殖」する。
★学ぶこと★
ファイナンシャル教育が欠如しているために、貧しい人は貧しいままで人生が終わってしまう。
学校の教育は、ファイナンシャル教育を教えるシステムになっていない。
最良の学習方法は、自分が学びたいことを人に教えること。
次に、金持ちになる最良の方法は、他の人が金持ちになることを手助けすること。
ビットコインへの投資について
ビットコインへの投資は悪いことでない。
なぜなら、今日では多くの人がビットコインの会社を立ち上げていることを私は知っている。
ビットコインについて勉強するかどうかが問題であり、それはあなた次第だ。
ビットコイン・不動産・ゴールド・債権・株などに投資をするならば、より賢くなければならない。
今やゴールドでさえも、市場に偽物が出回る時代。投資家が偽物のゴールドを買ってしまっている。全てのものが、ある意味で崩壊しているようなもの。
価格が上がっていることを理由に買うことはするな!!それは愚かなことだ。
株も不動産も価格があがって、そこから完全に崩壊したのだ。
改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)
- 作者: ロバートキヨサキ,白根美保子
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2013/11/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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