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絶対忘れるからすぐにメモする習慣をつけろ ~人間は忘却の生き物~

学生の頃に比べて、年を取るほどに記憶力が各段に落ちている気がします。

 

漢字が書けない、人の名前を思い出せない。

さらにひどい場合には、(あれ?オレこの部屋何しに来たんだっけ?)みたいな失念。これはもう痴呆の領域でしょうか。

 

パソコン、スマホの変換機能のおかげで、「漢字」は雰囲気で読むことはできても、ペンで紙に書こうとすると、あれっ?ペンが進まない。ん~、漢字が出てこない。

 

そんな経験は、誰にでもあるかと思います。

 

人間は忘却の生き物だから、それは仕方がないことです。

どれだけ賢い人であっても、人間の性能として、『忘れること』は誰にも避けられない現象です。

 

忘れないためにどうするかではなく、絶対に忘れてしまうと自覚した上でどうすればいいか、有効な対策を打ちましょう!

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人間は忘却の生き物である

簡単テクニック

メモ帳とペンを常に持ち歩き、アイデアは直ぐメモする習慣をつける

✅どうでもいい雑務は、すぐさま完了し、脳内メモリの空きを確保する

脳はパソコンのメモリと同じです。

メモリの容量は人により多少異なりますが、誰の容量も有限です。
容量のスペック以上に記憶は収まらないのです。

メモ帳とペンを装備すべし!

人間の脳には、【ワーキングメモリ】というメモ帳のような記憶回路があります。

何かの目的のために一時的にストックされる記憶領域のことで、容量はとても小さく、新しい情報が入ってくると、古い情報がはじき出され、直後に忘れてしまいます。

 

作詞家やコントを書く芸人も、突然ひらめいたフレーズやネタは、忘れないようにその場でメモを取っているといいます。

 

人間の脳のひらめきは不思議なもので、その日のその場所でしかアイデアが浮かんでこないことがあります。
そして、ふと別のことを始めると、さっきまでのアイデアが記憶の引き出しの奥深くに眠ってしまい、思い出そうとしても思い出せなくなってしまうものです。

 

メモは、物事を忘れないようにするための記憶補助用の装備品です。

 

頭で全部覚えようとすることは不可能。限られたワーキングメモリをムダ遣いしているため、メモを書かないことはとても非効率です。

 

私はブログを書くようになるまで、ペンとメモ帳を持ち歩く習慣はありませんでした。

なんだったら、外出するときは極力荷物は持ちたくないので、持ち物はスマホ・財布・鍵(家と車)だけ。

特に男性は、バッグも持たず、ポケットに収まるアイテムしか持ち歩きたくないと思っている人が大半だと思います。

 

それではダメです。

メモ帳は大人のマストアイテム、どんどんメモに残しましょう。

 

脳内メモリの空きを確保すべし!

空きスペースを確保するために、脳内では古い事柄を勝手に削除していく仕組みができています。

 

目一杯のデータを保存して、空き容量がないパソコンは動作が重くなります。

人間の脳も同様。常に空き容量を確保しておく工夫も必要です。

 

雑務を先に済ませることで、脳の容量に余裕ができます。

 

この仕事が終わったら、メールを読んで返事して、デスクに溜まったゴミと空き缶を捨てよう、それからその後は.....などと優先度も低く、直ぐに終わる作業を後でやる事として、わざわざ記憶に残さないこと。

 

直ぐに終わることは、先に完結する。

脳から完全にタスクを削除することで、ムダな記憶量が減るため、頭の中がスッキリします。

 

パソコンのドキュメントから不要なファイルをごみ箱に捨て、空き容量を増やすことと全く同じ作業を脳のために行うイメージです。

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【追加】記憶に残す工夫は3つ

❶五感をフルに活用する

➡脳の中で記憶として残りやすいのは、五感とともに行われたことです。
本を読むときに声に出して聴覚も使う。また、目に見るだけでなく手に触ることで触覚も記憶に加える。感覚を使うと、脳は重要なことと判断し、記憶に残りやすくなります。

 

❷アウトプットする

➡記憶を脳内に定着させるために、インプットしたことを自分から誰かに説明しましょう。ブログにアップしたり、身近な人に口頭で説明したり、情報を何らかの形でアウトプットすることで、自分の脳に定着します。

 

❸短時間で何度も繰り返し見る

➡しっかりと記憶するためには、反復作業が必要です。長い時間でたくさん勉強するよりも、短時間で回数を重ねる学び方の方が、記憶力アップにつながります。スマホのスクリーンショットで画像として保存しておいて、空いた時間に何回もチェックすることで、忘れることがなくなります。

 

忘却曲線 ~人はどれほど忘れる?

ドイツの心理学者:エビングハウスの提起した「忘却曲線」

➡無意味な音節を記憶し、時間の経過とともにどれだけ忘れるかを数値化したもの

 

◆人は(無意味な)何かを学んだ時

・20分後に、42%忘れる(=58%まで記憶)

・1時間後に、56%忘れる(=44%まで記憶)

・9時間後に、64%忘れる(=36%まで記憶)

・1日後には、67%忘れる(=33%まで記憶)

・2日後には、72%忘れる(=28%まで記憶)

・6日後には、75%忘れる(=25%まで記憶)

※(注)あくまで無意味な音節を記憶する実験なので、仕事や生活に密接する事象より記憶に残りにくい。

 

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なぜ人間は忘れてしまうのか?

記憶と忘却は、人間に本能的に備わっている能力です。

 

悲しいこと、辛いこと、心に深い傷跡を刻むような記憶を時間の経過とともに自然に消していくことで、人間は前に進むことができるのです。

いつまでもいつまでも嫌な思い出に囚われていては、気分は落ちたままで何もできなくなってしまいます。

 

人間にとって、忘れるという行動こそが、精神を追い込まないために不可欠な自己防衛でもあるのです。

 

◆ドイツのことわざ

ーどうにもならないことは、忘れることが幸福だー

 

◆日本のことわざ

 ー喉元過ぎれば熱さを忘れるー

 

➡熱いものを飲み込んだ時、ノドまでは熱さを感じるが、ノドを過ぎてしまえば熱さなど忘れてしまうということ。苦しい経験でも過ぎ去ってしまえば、忘れてしまうという意味。

 

ken46abeshi.hatenablog.com

 

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