フランス優勝|クロアチア準優勝|ワールドカップロシア大会が閉幕
ワールドカップ決勝戦を振り返る
4対2でフランス🇫🇷がクロアチア🇭🇷を破り、1998年以来20年ぶり2度目のW杯優勝を掴み取りました!!
結果だけ見れば、大方の予想通り。フランス優勝👏
クロアチアを応援していた私には、とても歯がゆい試合の結末となりました。
(・・・チックショー、決勝戦にVAR判定でPK取んなよな~。)
(・・・レフェリー空気読めや、ゲームの流れをビデオが決めんなよ。)
\🇫🇷#フランス が20年ぶりの #W杯 優勝🏆/#ムバッペ ら躍動で4G奪い、粘る #クロアチア の夢を打ち砕く
— Goal Japan (@GoalJP_Official) 2018年7月15日
2度目の世界の頂点に🎉#WorldCupFinal #FRA#CRO#ワールドカップ#グリーズマン
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試合内容について
開始早々から疲労困憊なはずのクロアチアが、ボールを取りに前線からアグレッシブなプレスをかけていました。
是が非でも先制点を取って守備的なフランスを追い込みたい!と考えてのチーム戦術だったと思います。
対するフランスは、準決勝のベルギー戦同様に、自陣深くにFWを含めて選手を集める守備的な戦術。
✅フランス優勝の要因
基本戦術は全員で堅める守備的な布陣。
そして攻撃時の得点パターンは『カウンター』と『セットプレー』という、ローリスクな効率的サッカー。
華麗なシャンパンサッカーは封印し、タレント豊富なチームでありながら超現実的なただ純粋に勝つための戦術を採用していました。
将棋で言うところの、穴熊囲いです。とにかく守りが堅い。
・・・フランスには、やればめちゃくちゃできる子がいっぱいいるのに、攻撃を抑えて守備重視なんて、観ていてクソつまんない。
まぁ、そんな意見は一観客の外野からの発想。
結果が全ての勝負の世界
フランス🇫🇷デシャン監督のゲームプラン通りに、前半はセットプレーから2点、後半にはカウンターから止めの2点を取りきりました。
◆後半は、ほとんど右サイドFWのエムバペ1人で2点を演出!!
前がかりになったクロアチア陣内にできた広大なスペースに、奪ったボールを素早く放り込む。
エムバペが1人でクロアチアDF2人を相手取り、ドリブル勝負。
フランスの味方選手が追いつけないほど、エムバペのスピードは驚異的でした。
しかも、味方のサポートなしでもやり遂げてくれるので、フランスは攻撃に人数をかける必要もなく、守備の人数は厚く残したままに、非常に効率的にカウンターで追加点をあげました。
クロアチア🇭🇷は、最後の最後まで諦めない不屈の姿勢は見せたものの、フランスの固い守備を破るには至らず。
◆クロアチアのモドリッチも流石にキレがなく!!
チャンピオンズリーグ決勝、ワールドカップ予選グループ、トーナメントの延長戦と、ここまで獅子奮迅の戦いぶり。
足の筋力はとうに限界を超えてる、そんな足パンパン状態で、よく走り抜いたもんだと、感心させられます。
ホントにお疲れ様です。いい選手だなー。
サッカーのトレンド
ワールドカップ優勝国の戦術・スタイルが、その後のサッカー界の方針(流行)に強い影響を与えます。
8年前、2010年W杯でスペインが優勝した時は、パスを小刻みに繋いでいくパスサッカーが世界的に推奨されました。
しかし、近年は点も取らずにパスだけ繋いでいるサッカーは退屈だ、と揶揄されるように。
そこへきて今大会では、ボール保持率の高い、パスサッカーを基本にして実績を重ねてきた強豪国スペイン・ドイツが早々に敗れました。
今後は、カウンター主体のサッカーが世界のトレンドになることでしょう。
好まれるのは、『足の速い選手』と『ヘディングの強い長身選手』
ボールを扱う技術よりも、よりフィジカル重視で選手を育てていく時代。
ヨーロッパに比べて体格では劣る日本人に同じことができるかと言ったら、なかなか難しいでしょう。
[🏆W杯 優勝国一覧🏆]
1930年ウルグアイ🇺🇾1934年イタリア🇮🇹
1938年イタリア🇮🇹1950年ウルグアイ🇺🇾
1954年ドイツ🇩🇪1958年ブラジル🇧🇷
1962年ブラジル🇧🇷1966年イングランド🏴
1970年ブラジル🇧🇷1974年ドイツ🇩🇪
1978年アルゼンチン🇦🇷1982年イタリア🇮🇹
1986年アルゼンチン🇦🇷1990年ドイツ🇩🇪
1994年ブラジル🇧🇷1998年フランス🇫🇷
2002年ブラジル🇧🇷2006年イタリア🇮🇹
2010年スペイン🇪🇸2014年ドイツ🇩🇪
2018年フランス🇫🇷 ⇐🆕
これで2018ワールドカップ⚽️は終わりました。・・・儚い。
次の楽しみは、フランスがW杯チャンピオンとして臨むユーロ2020。
守備重視の現実的サッカーから脱皮して、観客を魅了するプレーを増やしてほしいものです。
ワールドカップで、評価を上げた選手、下げた選手。
C・ロナウドがレアル・マドリードからユベントスへ移籍することにより、世界のサッカーの構図が玉突き的に少しずつ変わりそうです。
これまでワールドカップで活躍した選手を速攻で獲得してきたレアル・マドリード。
アザール or エムバペが、レアル・マドリードに移籍するか、どうなるか楽しみです♫