10万円特別定額給付金の効果的な使い方を一般家庭で考えてみた
【10万円】特別定額給付金の使い方を家族で話し合う
4人世帯の我が家では、10万円×4人で、計40万円の給付金が支給されることに。
妻と私、会社勤めの共働き夫婦。小学生の子ども2人の、ごくごく普通の一般家庭。
今のところ、夫婦ともに会社が破産することも、解雇されることもないため、幸いにも今すぐ生活費に困窮する状況にありません。
また、買いたい物は特になく、外出を控える状況では買い物も困難。
そのため、給付金をもらっても、すぐに消費に回せるような行動はできません。
コロナ対策の給付金は早ければ5月頃に支給されるので、今のうちにお金の使い方について、家族4人それぞれの希望を話し合ってみました。
10万円給付金の使い道を一般家庭が考えた結果
将来の不安の種は、夏以降のボーナスが今まで通り支給されるとは思えないので、住宅ローンの賞与払いについては先行き不安があります。
それでも、経済を止めないため、給付金は家族で全額使い切ろうと考えています。
我が家の給付金使い方それぞれ
給付金がもらえると聞いて、家族それぞれ『何に使いたいか?』話してみると、
まず、①世帯主(兼社畜リーマン)の私は、
「もらったら全額を仮想通貨投資の資金にしたい。コロナが収まったら、投資の利益で、行ったことのない北海道か、沖縄に家族で旅行に行きたい。」
②妻は、「子供2人の通帳に10万円ずつ貯金。残り20万円は、特に欲しいものもないから、じゃー、旅行でいいんじゃない。」
③娘(小4年)は、「将来のために貯金しといたほうがいいでしょ。」
④息子(小2年)は、「ニンテンドースイッチ買いたい。」
息子の希望については、「ゲームなんて買ったら、学校が休みの間、ゲームばっかりするから、絶対ダメに決まってるじゃん!」と妻から速攻で反対されました。
娘の子どもらしくない意見(将来のために貯金)には、少しビックリしました。
【結論】我が家の使い方-家族旅行
【家族会議の結論】
コロナ感染の収束後、家族で北海道旅行
コロナ感染がいつごろ終わりを迎えるのか、もはや予想できない状況ではありますが、コロナが収束したら、家族4人で北海道へ旅行に行って、40万円を旅費で全て使い切る。
北海道までの交通費とホテル代で約30万円、現地の食費、施設利用料、土産代で、諸々使い切って40万円。
家族旅行。ありきたりな消費活動。
コロナの感染拡大により、売上・収入に大打撃を受けているのが、全国の観光業・サービス業です。
旅行は家族で思い出を作れて、かつ日本経済にお金を回すことになる。一番効果的な給付金の使い方だと思います。
それでも私はまず仮想通貨に投資したい
家族会議の話し合いは終わりましたが・・・。
投資が趣味の私からしたら、やはり、まずは投資に給付金を使いたい!
40万円全額、5月・6月頃に安くなった仮想通貨(ビットコイン他)を購入。夏以降にコロナが収束して、仮想通貨も高値を付けていれば、日本円に換金して、その利益でもって家族旅行に行くプランが最も有効的な手段と考えます。
しかし、私の投資は妻から信用されていないため、議論の余地なく、受け入れられませんでした。
おそらく世帯単位での申請になるため、40万円は私の口座に振り込まれます。しかし、我が家で(生活用の)通帳を管理しているのは妻だけ。
私に口座預金を動かす権限は一切ありません。最終的には、妻の了解が絶対に必要。給付金は家族のお金だから、当たり前です。当たり前。
給付金の貯金だけは絶対ダメ
今回の給付金に関しては貯金だけは絶対にダメと、私から家族を説得しました。
日本経済を正常に戻すために給付されるお金なので、将来が不安だからという気持ちから、貯金しては経済が停滞したままになるので本末転倒。
お金は経済をまわす血液
今は世界規模で外出が制限され、お金が止まっている状態です。お金は人間の身体でいうと血液なので、お金が止まると、どうなるか?それは、経済の死を意味します。
また、給費金が貯金に回ってしまうと、【景気刺激策として、やはり国民への給付金に効果はない】と判断され、政策として給付金は選択されなくなる可能性があります。
リーマンショック後に実施した定額給付金1万2千円は、その多くが貯金に回ってしまい、経済活性化を目的とした政策としては失敗でした。
今回は金額も10万円と多く、一時的な生活費の保障としての意味合いが強いですが、経済を再生するためにも、給付金はとにかく使い切りましょう。