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【死】とは何か_ジョブズ伝説のスピーチ(名言)から考える

職場の同僚が胃がんで亡くなりました。

年齢は44才。

 

後から聞いた話では、

彼は健康診断で再検査の必要ありと言われていたのに、

体調不良になりながらも再検査を受けず、放置していたとのこと。

 

仕事が忙しく、時間を取れなかったのか。

病院での検査が面倒だと感じていたのか。

 

今となっては彼の真意は分かりませんが、

大学病院に緊急入院となってから一ヶ月後、

40代の若さで亡くなりました。 

 

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【死】とは何かを考える時

スティーブ・ジョブズが語った『死とは何か』

 

年齢も近く、身近な人が病死することで、

『死について』真剣に考えるようになります。

 

率直に死ぬことが怖くなって、

私は37歳にして初めて人間ドッグを受けました。

 

多くの偉人が死について名言を残していますが、

調べた中で、スティーブ・ジョブズのスピーチに感銘を受けました。

 

スティーブ・ジョブズの病気との闘い

 

ジョブズは2003年にすい臓がんを発病し、2004年に摘出手術を受けました。

術後は療養し、見事に仕事復帰。

【iPhone】を世に出し、彼の発明した携帯電話が世界を変えました。

 

2008年、肝臓への癌の転移が判明。

2011年10月5日、すい臓腫瘍の転移による呼吸停止により、家族に看取られながら自宅で死去しました。(56歳没)

 

ジョブズも膵がんが見つかったあと、すぐに治療を開始しませんでした。

タラレバを考えても結果は変わりませんが、

彼が早期治療を開始していれば、死は避けられたのかもしれません。

 

ジョブス伝説のスピーチより

2005年7月12日、スタンフォード大学の卒業式

卒業生に向けたスピーチの場で、

スティーブ・ジョブスが自身の感じている死について、次のよう語りました。

 

www.youtube.com

【Steve Jobs 2005 Stanford Commencement】

 

◆About DEATH(死について)

 日本語訳☟

私は17才の時、こんな言葉をどこかで読みました。

“一日一日を人生最後の日として生きよう。
 いずれその日が本当にやってくる。”

 

強烈な印象を受けました。
そして、それから33年間、毎朝鏡をみて自分にこう問いかけてきました。

『もしも今日が人生最後の日だとしたら
 今日やろうとしている事は私が本当にやりたいことだろうか?』

『NO』という答えが何日も続いたら、
私は何かを変える必要があると気づくのです。

 

死を意識することは、人生において大きな決断をする価値基準となる最も大切なことです。

なぜなら、ほとんど全てのもの、
外部からの期待やプライド、恥や失敗への恐れ。

これらは死との直面によって一切なくなるものです。
そこに残るのは、本当に必要なモノだけです。


私が知る限り、
死を意識することは、失う事を恐れない最良の方法なのです。

あなたたちは既にありのままの存在なのです。
心のままに行動しない理由なんてありません。

 

私は約1年前に、ガンと診断されました。

朝7時半にスキャンしたところ、
すい臓に腫瘍がはっきりと写っていました。

私は、すい臓が何かさえも知りませんでした。

医者たちは私に言いました。
「ほぼ間違いなく治療不能なガンで、
 期待できる余命は3ヶ月から6ヶ月でしょう。」

主治医は家へ帰り用事を順に済ませるようにと助言しました。

それは、【死の準備をするように】という医者の言葉です。

つまり、あなたが今後10年間で子供たちに伝えるであろうことをこの数ヶ月で伝えておくようにという意味です。

家族ができるだけ楽になるようにしっかり整理しなさいと。
家族にさよならを告げなさいということなのです。


私は診断書を1日中抱えて過ごし、
夕方に生体材料検査を受けました。

内視鏡は喉から胃腸に入り、すい臓から腫瘍細胞を採取しました。

私は鎮静剤を服用していたのですが、
その場にいた妻が私に話してくれました。

顕微鏡で細胞を見た瞬間に
医者たちが泣き出しそうになったのです。

極めてまれなすい臓がんで、手術可能だと分かったからです。

私は手術を受け、ありがたいことに今も元気です。

これまでに私が最も死に直面した経験で、
この先何十年かは起こらないことを望んでいます。


以前の私にとって、死は意識する事は役には立つけれど、純粋に頭の中の概念でしかありませんでした。

この経験から、私はより確信をもってあなたたちに伝えられます。

誰も死にたいなんて望みません。

天国に行きたいと願う人でさえ、そこへ行くために死にたいとは思っていない。

にも関わらず、死は我々みんなが共有すべき共有する終着点です。

かつてそこから逃れられた人は誰一人いません。
そして、それはそうあるべきことだから、そうなっているのです。

なぜなら、死はおそらく生命の唯一無二の、最高の発明だからです。

それは、生命の交換代理人。
要するに、古きを一掃し、新しきを生み出す道を作るのです。

今この瞬間、新しきものは君たちです。
しかし今からそう遠くない将来、その君たちも次第に古きものになって、消えていくのです。

とても劇的で申し訳ないが、紛れもない事実です。


君たちの時間は限られている。
だから、他の誰かの人生を生きて無駄にするな。

ドグマという罠につかまってはいけない。
それは、他の人たちの考えが生んだ結果とともに生きていくということだから。

他人の意見の雑音に自分の内なる声、心をかき消されないことです。

 

そして、最も大切なのは、あなたの心、直観に従う勇気を持つことです。

どういうわけか、自分の内なる声、心、直観は、あなたが本当は何になりたいのか既に知っているのです。

その他のことは全て、二の次でいいのです。

 

最後のまとめに(社畜の考察)

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死に直面した先にある意識_ジョブズのメッセージ

スティーブ・ジョブズのメッセージを社畜なりに要約すると、

 

✅人生の時間は限られている!

✅他人が強いる人生を生きるな!

✅自分の心の声に従って生きる勇気を持て!

 

彼の言葉には説得力があります。

死を恐れ、過去を悔やみ、こう生きるべきだと確信したから。

 

問題は、彼の遺したアドバイスを信じて、

『行動するか、行動しないか』の2択です。

 

ジョブズ 100の言葉

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